サックスの歴史

みなさん、サックスの歴史をご存知ですか?

今からさかのぼること約160年前、サクソフォーンは1840年頃にベルギーのアドルフ・サックスさんによって発明されました。

発明された場所はフランスのパリです。
発明者の名を取り「サクソフォン」と命名されました。
アドルフ・サックスさんは、1814年、ベルギーに生まれ、彼の父もまた、楽器製作者です。
金管楽器と木管楽器の音を中和させる音が出せる楽器をつくれないかと考えた結果生み出されました。

サクソフォンは現代では、クラシック音楽からポップス、ロック、ジャズに至るまで、様々な分野の音楽で用いられていますが、中でも吹奏楽やビッグバンドには欠かせない存在です。
オーケストラにも有名なものにビゼーの「アルルの女組曲」や、ラヴェルの「ボレロ」、「展覧会の絵」等があります。

またソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4本のサクソフォンで演奏されるサクソフォン四重奏はその音色の均一性やアンサンブル能力の高さで、弦楽四重奏にも匹敵する魅力をもっています。

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